大好きな場所にさよならを

最終回だ。

35周年ですね。久しぶりの日記だよ!

前述した通りわたしは秋から遠方民になった訳で、既に引っ越し終えて住民票を移し新しい仕事を始め冷蔵庫にお好み焼きソースを常備する立派な大阪府民である。

引越しが決まったその瞬間から1回のインが今まで以上に貴重になった。何の疑いもなくずっと都民でいると思っていた頃は「2列目以降でショーパレ見る意味がわからない」などヤベェことを言っていたゴミクズオタクだったが、サヨナラモードになってからはショーやパレードがあっているだけで嬉しい。グリで収穫が無いとチッと思っていたゴミクズオタクだったが、今はキャラがそこに居てくれるだけで嬉しい。人間は死期が近づくと良い人になりがちらしいが私の浄化もそういう理屈なのだろうか。


しかしだね、



欲を捨てた方が運が上がった気がする。



わたくしなにせ孤独を愛するボッチなので証拠はあまり残っていないのだが、




これ全部3月〜引越し前のフリグリ。前述の朝シェフみたいにお別れネタを出した訳じゃ無いの。本当に全部ただの偶然。朝シェフが良過ぎて反省したのでお別れネタは永遠に封印した。あれが私のお別れ。


運といえば、アトモスに選んで貰ったこともあった。なんとなく見たウエルカムフラワーバンドでお誕生日を祝って貰った。ワイルドウエストチャンスでラッキーガールになれた。ジャングルサウンデュオで誰も立候補しないからこれはいかんと手をあげたら「空気を読んでくれてありがとう〜」と言いながら私のために歌を作ってくれた。ラウンドアップ&プレイに参加した。楽しかったなぁ。年パス最後の方はいろいろ疲れてなんとなくフリグリかアトモス見てたな。一部アトモスはオタクのためのものになってしまった感あって離れたけど、アトモスは東京ディズニーランドのエンタメがディズニーランドたりえる最後の砦だったんじゃないかな。大げさかな。もうとにかく舞浜のいろいろに疲れた。

引っ越してからも何かと理由をつけて舞浜へ行った。他の予定との兼ね合いでどうしても30分しかパークに居られなくても、エントランスの音楽を聴くためにパークへ行った。その30分の間に友達に会えたのは笑ったな。約束してなかったのに。ラストバナナ以降は友達に会いにパークへ行ってたところあったなぁ。

さて2月頭に年パス最後のインをしてきた。私はもう年パスを持っていない。私には以前のように当たり前に好き勝手に舞浜パークへ入る資格はもう無い。大好きな場所にさよならを。

と言っても舞浜に対する欲はもうほとんど残っていない。アレが見たいコレがしたいソレが欲しいというより、私の欲は「自分がパークに存在すること」である。インしてしまえば欲は満たされる。


今日は何をしようと考えた時に、ミニオ終わっちゃうんだよなーと思い立ち見で見ることにした。前回来た時からは考えられないほど待機列のロープが張り巡らされていた。何だかんだ今までは何かが終了するにしても本格的に混むのは最後の10日くらいのイメージだったから驚いた。ほぼ見えないけれどまあいいだろう、せめて音楽だけでもと思い耳をすませた。しかし違うのだ。私が好きなミニオはこれじゃない。あの人じゃない。ゾッとした。あの人のミニオじゃないと気乗りしない自分が居る。この世界で特定の人物を好きになるとはこういうことなのか。パークはいつも同じものを届けているはずなのに、それをそのまま受け取れない自分はもうここに居てはいけない。結局コラソン終わりでその場から去った。大好きなショーだったのに自分でぶち壊してしまった。ミニオが変わったんじゃない。変わったのは私だ。とても悲しかった。


そう言えばイーストサイドカフェは未だ行ったことなかったんだよな、と思い行ってみると待ち時間ゼロで入れた。これでランド、シーのパーク内レストランは全制覇。結構時間かかっちゃったな。ちょっとした達成感。お会計時にキャストさんがお財布を褒めてくれた。こういうちょっとしたコミュニケーションは素直に嬉しい。


ハピネスイズヒアを見なければ。私は今日で見納め。楽しかったな、ハピピア。季節もののパレードの最前を確保するためにぶっ通しで見たり、お友達と並んでみんなでワーキャーしながらガッツで反応貰ったり、誰かのお誕生日とあらば気合を入れて準備してアシストしたり、ひとりでキャラに向かってひたすら投げチューしてみたり、それこそ自分のお誕生日は沢山のハピネスを貰った。グーフィーとは何度かやり取りした。たまたま音楽の切れ目にポジっていた関係でマッドハッターのお姉さん全員からお誕生日を祝ってもらった。ラビットはめちゃくちゃぬいぐるみに食いついてくれた。リロやスティッチとアロハした。おしゃれキャットのお姉さんが突然ドナルドの誕生日を教えてくれた。ディーダムのお兄さんからボールを触らせて貰った。ペンギンウェイターさんが遊んでくれた。ドナデジが同時にお誕生日を祝ってくれた。チップとデールはいつも構ってくれた。あの高さにいるミッキーやミニーから反応を貰った。

とは言え今はそんなガッツも残って居ない。ただパレードを眺められればそれでいい。でも最後だから贅沢に座り最前がいいな。今回はせっかくだから開発中のランドの右半分で見てみよう。なんて思いながら右半分へ行くと想像以上にしっかり工事中でびっくりした。右半分へ行くことは少なかったが、なんだかんだ沢山歩いた場所だからあの場所を頭の中に再現できるくらい覚えている。時期が時期だが、それにしても少し離れただけでこんなにも変わるのか、と寂しくなった。キャストさんに「工事着工後初めて来たのでこの辺りの待ち方を教えてください」なんて言って案内して貰った。

私にとって最後のハピネスイズヒア。最後にほんの少しのヨコシマ、ハンバーガーパスケースだけ首から下げてあとは手拍子するか手を振るか。それでも結構ハンバーガーに構ってもらえて嬉しかったな。いっぱい食べられた。

ハピネスイズヒアを見たからには記念品を買わなきゃなーと思いワールドバザールへ。途中、バイシクルピアノのあの人のフリグリが行われていた。こんなことやってたんだね。知らなかった。パークにはまだまだ知らないことがあるんだろうな。

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すっごい速さで選んでくれた。うれしい!

ポストカードを1枚買って、あとはフリグリ。私の出発点でありゴールになった。年パスを買うか迷っていた頃、ワンデーでインしてランドで1日中フリグリしてみた。それが凄く楽しかったから年パスを買った。パークとお別れが決まる頃、私はパークのありとあらゆるものに疲れてなんとなくアトモスを見ながらフリグリばかりしていた。最初から最後までフリグリはずっと好きでいられた。

とは言えガツガツするでもなく、なんとなくお気に入りのキャラに近づいてその可愛らしい様子を眺めるだけ。それでじゅうぶん癒される。

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選んでもらえればグリする。自分の顔を隠す必要がない。こういうのうれしい。

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ダム!

ディーは眺めて終わった。このやる気のなさ。

ただ、とんすけだけは(;;)

フリグリにハマったきっかけはとんすけだ。キャラクターとの会話の仕方も分からず引きつり笑いを浮かべながら接していた頃、とんすけが手を繋いで散歩してチューしてくれた。それが物凄く嬉しかった。そんなわけで思い入れはひとしお。とんすけに会いたい。

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会えた(;;)
うれじいいいいいィィィィィ

写真の日の当たり具合、そうですギリギリだったんです(;;)うおおおおおん(;;)

私の心は浄化されている(自分で言う)

「キャラクターにとっては私の都合なんて関係ないからいつも通りに接する」というのを信条にしてきた。久しぶりだろうがなかなか会えなかろうが年パス最後のインだろうが彼らには関係ないことだ。いつも通りでいてくれることが一番で、それだけで胸が締め付けられて涙が出るくらい嬉しい。ただとんすけにはどうしても大好きだということだけ伝えたくて、それだけお話したらぎゅーぎゅーからのスリスリしてチュウまでしてくれた。凄く嬉しい。今までたくさん思い出ありがとうね。

そして最後にミッキーマウス。

ミッキーに会いに並ぶのはスケジュール上厳しかったのでお帰りハイタッチのみ。ミッキーの手がぽんと自分に触れただけで嬉しくて涙が出てしまう。初めてミッキー見たときふつうに泣いたかんね。泣いてばっかだな情緒不安定かよ。ああまたミッキーに会いたいな。

数年前、職場がクソブラック過ぎて逃げることも出来なかった。心が荒むと逃げるという発想が無くなる。病院へ行っていないから診断は無いのだけど、もしかしたら鬱だったのかもしれない。ただ日々を何とかやり過ごすだけ。乗り越えるだけで精一杯。クタクタな身体を引きずりながらお風呂に入り寝て起きて仕事へ行く。休日は疲れを取るためにひたすら寝る。そんな生活を続けていると、環境を変えるという発想が無くなった。生きてるのか死んでるのかよく分からない何一つ楽しくない生活を送っていた時ふと「そう言えば以前行ったディズニー楽しかったな」と思い出し、ひとりで行ってみようと思った。ひとりで行った理由はショーやパレードが見たかったから。どうやら良い場所で見ている人たちは何時間も前から待っているらしい。遠目に見て感動したショーやパレード、それを間近で見てみたい。付き合って欲しいと誰かに頼むよりはひとりで行った方が楽だ。ひとりで行くためにネットで「ディズニー ひとり」と検索をしたら、あるブログがヒットした。そのブログはもう閉鎖していて見ることができないのだけれど、その人も何かしらのきっかけでひとりで舞浜へ通うようになり、小さなことひとつひとつに感動し、新しい発見に驚き、通っているうちに友達が出来て遊びの幅が広がっていった。ブログを書けば友達が出来るのか?と半ば邪な気持ちで始めたこのブログ。そのご縁で引っ越した今も繋がりがある友達ができた。この歳で新しく友達ができた。仕事で疲れてクタクタのはずなのに、舞浜へ行くとなぜか元気になれた。癒された。元気になった私は「そうか、仕事を辞めればいいんだ」と思いついた。先にも書いたが精神が荒むと日々を生きるのに精一杯でそこから逃げようという発想がなくなるのだ。目から鱗だった。私はディズニーのおかげで前に進めた。

舞浜へ通って嫌な思いをしたことは沢山ある。キャラに冷たくされたり、キャストや社員から嫌がらせとしか思えないような対応をされたり、価値観の合わないオタクの言動にイライラしたり、追い抜かされたり踏まれたり当たられたり蹴られたり変なのに絡まれたり。しかしどんな嫌なことがあっても「今日来るんじゃなかった」と思ったことは本当に一度も無い。必ず何かしら、嫌なことに勝る素晴らしいことがあった。嫌な記憶を引きずりがちな自分にとってこれは凄いことだ。ディズニーパークはすごい場所だ。私は舞浜のおかげで、ディズニーのおかげで人間に戻れた。

そんな場所に別れを告げるのは辛い。自分で決めたこととは言え、大阪に引っ越して2ヶ月くらいはTVで舞浜のCMが流れる度に泣いていた。見かねた夫がTVを消そうとすると「消さないで!!!!」と怒った。完全に病んでいるのだが、これに関して夫は私のことを放っておいてくれた。彼は私の操縦をよく心得ている。これは自分で乗り越える問題だから、他人が説き伏せても意味がない。放っておくのが正解。ああこの人と結婚して良かったと思った。

別れを告げるのが辛い反面、舞浜と距離を置きたいと常々思っていた。私は舞浜に慣れすぎてしまった。先に書いたミニオの件もそうだし、わざわざやって来ておいて「今日何しに来たんだっけ?」なんて言い出す。現地のオタクのマナーの悪さや非道さに腹を立て、インスタのために来てる学生の方がよっぽど無害だわなんて思いながらツイッターを眺め、現地でもSNSでもイライラしてああこれはもうダメやねと見限った。要するに疲れた。でもそんな自分に嫌気がさす。非日常を日常にしてしまった辛さだろうか。特別な場所は特別な場所として、大事に宝箱に閉まってたまに鍵を開けて眺めるような、そんなワクワクを忘れたくない。大好きな場所で心からワクワクしたい。物理的に距離が離れることで大切な場所を自分で壊さなくて済むかもしれない。これは良い機会。年貢の納め時だ。

さて、私の年パス生活は終わった。更新はしない。更新しないことを寂しがってくれる友達が居る。それはすごく有り難くて嬉しいことなのだけれど、更新しないからと言ってパークへ行かなくなるわけではない。ワンデーに戻るだけ。年パスに散々甘やかされた私はワンデーでインして特に何もせず2時間でアウトなんてこともするかもしれない。その2時間に価値があると思うからそうするんだ。35周年次第では陸単での復活はアリかな?と思っている。というかツイッターで見かけるパレードの情報やワールドバザールのコンフェの動画を見て既にウズウズしている。でもしばらくはワンデーで様子見。HKDLのプラチナ欲しいな。いい席でライオンキング見るんだ。

舞浜が日常でなくなった今、他に居場所を作らなければならない。居心地のいい居場所があれば、多少の辛いことは乗り越えられる。これは舞浜が教えてくれたこと。生きづらい私が少しでも楽しく生きるための知恵。

引っ越しが決まってから試行錯誤して、新たに2つほど居場所(=新しい趣味)を確保した。それはここで公表する気は無いのだが、もしかしたら私はどこかの界隈で名前を変えてブログをやっているかもしれない。というかやっている。たまにバズっている。このブログを始めて知ったのだが、私は長ったらしい文章で何かを伝えるのが人より得意なようだ。嬉しい。

このブログに関してはもう更新しない。放置してサーバーが死ぬまで(?)ネットの海に放流しようと思う。過去好きだったディズニーブログがいくつかあった。しかしそのほとんど消えてしまった。私はそれが凄く悲しかった。ありがたいことにこんな場末のブログでもアクセスがあり、コメントでたまに好きとか面白いとか過去を遡って全部読んだとか、嬉しい言葉をかけてもらえる。今回このブログを書くために久々にログインしたら、また新たにコメントが来ていた(該当ページにてお返事してあります遅くなってごめんなさい)アクセスカウンターの桁が変わっていた。実はすでにこのブログ、特に初期は自分にとって黒歴史なのだが、こんな自己満足日記にも何かしらの存在意義があるのかなーと思うと消すに消せない。いつか私が「ディズニー ひとり」で検索してたどり着いたあのブログのように、このブログが誰かの勇気になればいいなと思う。

最後に、この素晴らしい場所がいつまでも素晴らしいままでありますように。東京ディズニーリゾート35周年おめでとう。

それでは、私はどこかで元気でやっておりますので、これを読んでくれたあなたもどうかお元気で。

ごきげんよう。

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