妊娠中という特別な時期でも、東京ディズニーランドで思い出を作りたいと考える方は少なくありません。このガイドでは、妊婦さんが安全に、そして快適にパークを楽しめるよう、知っておくと役立つ情報や工夫をご紹介します。「ディズニーランド 妊婦」というキーワードで調べている方にもぴったりの、実用的なアドバイスを満載しています。
妊娠中に注意すべきアトラクションを事前に確認しておこう
ディズニーランドには、楽しいアトラクションがたくさんありますが、中には妊娠中の方には負担が大きいとされるものもあります。公式に「利用を控えるように」と案内されているアトラクションは、急な動きや衝撃が加わるため、事前にチェックしておきましょう。
妊娠中の方に利用が推奨されていない主なアトラクションと特徴:
- ビッグサンダー・マウンテン(スリル満点の高速ライド)
- スプラッシュ・マウンテン(急降下があるボートライド)
- ガジェットのゴーコースター(小型ローラーコースター)
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー(3D映像と激しい揺れのシミュレーター)
東京ディズニーシーでは、さらに以下のアトラクションにも注意が必要です:
- タワー・オブ・テラー(急落下が特徴のアトラクション)
- インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー(スリリングな暗闇の冒険ライド)
- レイジングスピリッツ(360度回転のあるローラーコースター)
- フランダーのフライングフィッシュコースター(子ども向けながら動きが速い)
- センター・オブ・ジ・アース(急発進・急降下あり)
- ニモ&フレンズ・シーライダー(揺れがある映像ライド)
- ソアリン:ファンタスティック・フライト(空を飛ぶような映像体験、高所と浮遊感あり)
妊婦さんに限らず、体調が優れない方や高齢者の方も利用を避けるよう推奨されている場合があります。
妊婦さんでも安心して楽しめる、やさしいアトラクションのご紹介
妊娠中でも安心して楽しめるアトラクションやエンターテイメントも、ディズニーランドにはたくさんあります。ゆったり座って楽しめるものや、歩きながら楽しめる展示型のアトラクションなど、体に優しい体験を選びましょう。
- ジャングルクルーズ(船に乗って探検)
- ウエスタンリバー鉄道(車窓から風景を楽しめる)
- 蒸気船マークトウェイン号(のんびりした周遊船)
- イッツ・ア・スモールワールド(ゆっくり動く屋内ライド)
- シンデレラのフェアリーテイル・ホール(写真スポットとしても人気)
- カントリーベア・シアター(座って鑑賞できるショー)
- 魅惑のチキルーム(リラックスした雰囲気で楽しめる)
シーズンごとのパレードやステージショーもおすすめです。休憩しながら座って鑑賞できる場所を選びましょう。
合流利用サービスの使い方と注意点
列に長時間並ぶのは妊娠中には大きな負担です。そんなときに便利なのが「合流利用サービス」です。これは、妊婦さんが列以外の場所で休憩し、ご家族や友人が並んだ後に合流できる仕組みです。
利用方法:
- アトラクションの入口でキャストに申し出る
- パークチケットを提示
- 妊婦さんはベンチなどで待機、他のメンバーは列に並ぶ
- 指定された時間に合流して一緒に体験
母子健康手帳の提示は原則不要ですが、念のため持参しておくと安心です。また、混雑時は対応に時間がかかることがあるため、余裕を持って行動しましょう。
救護室の場所をチェックしておくとさらに安心
妊娠中は体調の変化が起こりやすく、突然の気分不良や疲労に備えることが大切です。そんなときのために、救護室の場所を事前に把握しておきましょう。
- 東京ディズニーランド:アドベンチャーランド「カリブの海賊」付近
- 東京ディズニーシー:メディテレーニアンハーバー「カフェ・ポルトフィーノ」横
救護室では、看護師による応急処置や短時間の休憩が可能です。ただし、薬の提供は行われていないため、必要な薬は持参しておきましょう。
妊婦さんが快適にパークを過ごすための持ち物と工夫
快適に過ごすためには、準備が肝心です。以下の持ち物リストを参考にしましょう。
- 歩きやすくクッション性のある靴
- 重ね着できる服装(寒暖差対策)
- 帽子、日焼け止め、サングラスなどの日差し対策
- 水筒またはペットボトルでの水分補給
- エネルギー補給用の軽食(ゼリー飲料、ナッツなど)
- モバイルバッテリー(アプリや緊急連絡用)
- 母子健康手帳
加えて、以下のポイントも忘れずに:
- プライオリティ・シーティングの活用(レストランの優先案内)
- 公式アプリでトイレ・救護室・休憩所の場所を事前にチェック
- 混雑しやすい時間帯を避けて行動する
ゆっくり楽しむ気持ちを忘れずに
「全部楽しみたい!」という気持ちは素敵ですが、妊娠中は体調を最優先に考えることが大切です。
- アトラクションを詰め込まず、余裕のあるスケジュールにする
- ベンチやレストランでこまめに休憩
- お腹の張りやだるさを感じたら、すぐに休む
また、妊娠中の訪問は妊娠後期(8ヶ月以降)を避け、体調が安定している時期(16週〜28週頃)を選ぶのが一般的とされています。事前にかかりつけ医に相談しておくとより安心です。
まとめ:妊娠中でもディズニーの魔法を楽しもう!
妊娠中でも、東京ディズニーランドの魔法を楽しむことは可能です。大切なのは、体調への配慮と、無理のないスケジュールです。
制限のあるアトラクションを把握し、やさしいアトラクションやショーを中心に楽しみましょう。合流利用サービスや救護室、アプリなどのサポートを活用することで、安心して過ごすことができます。
準備と工夫を重ねて、赤ちゃんを迎える前の特別なひとときを、心から楽しんでください。
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