東京ディズニーシーには、人気のアトラクションに短い待ち時間で乗れる「プライオリティパス」という便利なシステムがあります。
混んでいる日や時間が限られているときには、このパスをうまく使えるかどうかが、楽しい1日にするためのカギになります。
この記事では、「プライオリティパスってなに?」「どうやって取るの?」「どこで使えるの?」といった疑問に答えながら、使い方のポイントをわかりやすく解説していきます。ディズニーシーに行く予定のある人は、ぜひ読んでみてください。事前に知っておけば、当日あわてずにスムーズに行動できますよ!
プライオリティパスってなに?どういうしくみ?
プライオリティパスは、東京ディズニーリゾートの公式アプリを使って、人気アトラクションの「優先入場券」を無料で取れるサービスです。指定された時間にアトラクションへ行くと、通常の列よりも短い待ち時間で乗ることができます。
このパスは「無料」で使えるのが大きな特徴で、アプリがあれば誰でも利用できます。たとえば朝一番で取れば、午前中に1つ、午後にもう1つ、うまくいけば1日に3つ以上のアトラクションを楽しむことも可能です。
以前の「ファストパス」と似ていますが、今ではすべてアプリ操作になり、紙のチケットは不要です。スマホで手軽に取得できる点も魅力です。チケット発券所に並ばずに済むので、そのぶん他のエリアを楽しむ時間も増やせます。
どのアトラクションで使えるの?発券終了時間のめやすもチェック
東京ディズニーシーでは、以下のアトラクションがプライオリティパスの対象になっています。どれも人気が高く、通常は長い列ができます。
- ニモ&フレンズ・シーライダー(家族向けのシュミレーター型アトラクション)
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー(スリル満点の冒険系ライド)
- レイジングスピリッツ(360度回転するローラーコースター)
- マジックランプシアター(3D映像と実演が融合したショー)
- タートル・トーク(クラッシュとの会話が楽しめる)
- 海底2万マイル(潜水艇に乗って海底を探検)
とくに人気の高いインディ・ジョーンズやニモ&フレンズ・シーライダーは、午前中に発券が終了してしまうこともあります。朝早くから行動し、開園と同時にアプリで希望のパスを取りましょう。
逆に、マジックランプシアターや海底2万マイルは午後まで残っていることも多いため、後回しにするのもひとつの作戦です。
プライオリティパスの取り方と準備すること
まず、スマホに東京ディズニーリゾートの公式アプリを入れておきましょう。次に、MyDisneyというアカウントを作成し、事前にログインしておくことが必要です。アカウント作成は無料で、アプリから簡単にできます。
入園後、アプリ内の「プラン」からプライオリティパスの画面に進みます。乗りたいアトラクションを選んで、表示された時間を確認し、取得ボタンをタップすれば完了です。家族や友達と一緒に行く場合は、グループ作成機能を使えば全員分まとめて取得できます。
このとき、スマホの位置情報(GPS)をオンにしておく必要があります。また、アプリの使用でバッテリーが減りやすいので、モバイルバッテリーを持っていくと安心です。
パスを使うときの流れと気をつけたいこと
利用時間になると、アプリに二次元コード(QRコード)が表示されます。それをアトラクションの入り口でかざすことで、優先レーンから入場できます。コードは時間になるまで表示されないため、遅れずに向かうようにしましょう。
パスに表示された時間を過ぎると、そのパスが使えなくなることもあるため、なるべく早めにアトラクションへ向かうのが安全です。
1つ目のプライオリティパスを取得したあとは、次のパスを取れるのは「2時間後」または「最初のパスの利用開始時間」のいずれか早い方になります。これを活用すれば、効率よく1日で2~3回使えることも可能です。
また、同じアトラクションのパスを再び取りたい場合は、最初のパスを使い終わるまで取れないので注意してください。
忙しい日や短時間しかいられない人のためのコツ
すべてのアトラクションのパスを取るのが難しい日は、「ぜったいに乗りたいアトラクション」を前もって決めておきましょう。まずはそのパスを確実に取得するのがポイントです。
朝の行動が成功のカギとなるので、開園の30分以上前にはパークに着いておくのが理想です。入園したらすぐにアプリを開き、第一希望のパスを取りましょう。
さらに、待ち時間を短くするためには、有料の「ディズニー・プレミアアクセス」の活用もおすすめです。たとえば、ソアリンやトイ・ストーリー・マニアはこの有料パスでしか優先入場ができないため、限られた時間でも効率よく楽しめます。
「無料パス」と「有料パス」をうまく使い分ければ、満足度の高い1日になります。お金をかける価値があるアトラクションにはプレミアアクセス、それ以外にはプライオリティパスを使うといいでしょう。
他にもある!いろいろなパスの違いをチェック
東京ディズニーリゾートには、プライオリティパスのほかにも複数のパスがあります。それぞれの使い方や特徴を知っておくと、当日の計画が立てやすくなります。
- プライオリティパス:無料。アプリが時間を自動で決める。
- ディズニー・プレミアアクセス:有料。自分で利用時間を選べる。
- スタンバイパス:無料。混雑時の入場整理券のような役割。
- エントリー受付:無料。ショーやキャラクターとのグリーティングの抽選。
スタンバイパスは最近はあまり使われていませんが、イベント時などに活用されることがあります。エントリー受付は抽選制で、当たれば特別な体験ができます。
アプリに慣れておけば、これらのパスもスムーズに利用できるようになります。
まとめ
プライオリティパスは、ディズニーシーを効率よく楽しむためのとても便利なサービスです。アプリで簡単に取得できて、人気アトラクションの待ち時間を大きく減らすことができます。しかも無料で利用できるのは大きな魅力です。
しっかりと事前準備をして、パスをうまく使えば、友達や家族と過ごす時間をもっと大切にできます。待ち時間を減らせば、レストランでのんびり食事したり、グッズを選んだり、写真を撮ったりと、楽しみ方の幅が広がります。
次にディズニーシーへ行くときは、この記事のポイントを思い出して、充実した1日にしてくださいね!スムーズに回れて、心に残る1日になるはずです。
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